こんばんは。髪を切ってスッキリしているマッチョウィンプスです。
もう4月も終わりですね。歳を取ると時の流れが早く感じるなんて言いますが、最近はめっぽう時間の経過が早いように感じます。まだまだ先だと思っていたことが次から次へと、どこからともなく押し寄せて来ます。遠くに見えていた近すぎる未来に戸惑いを隠せません。。。このままダラダラと僕らは大人になっていくのでしょうか。
ああ無邪気でチン毛も生えていなかった小学生の頃に戻りたい。。。
給食の甘ったるいカレーを何杯もおかわりして、昼休みにドッチボールや鬼ごっこをしてキラリと光る汗を流していたあの日々。
掃除の時間にはホウキをギターにして熱唱したり、トイレ掃除が水遊びと化してびしょ濡れになっていたりしたあの日々。他のクラスの好きだった子と話すチャンスも掃除時間のバケツに水を入れに行く時だけだったなあ。。。
学校から家までの道中にあるラーメン屋で水だけ飲んで店を去り、すぐ近くの某コーヒーチェーン店で配っていた試飲コーヒーに付いてくる砂糖だけを受け取るなりお相撲さんのマネと称して砂糖をそこら中にまき散らしながら家に帰っていたあの日々。
家に帰るなりランドセルをバットとグローブに持ち替え、公園で友達と野球なんかをして飽きた頃に駄菓子をムシャムシャ食ってたら捨てられたエロ本を見つけたりしたあたりで日が暮れて、まだ遊び足りないし帰りたくないけど夕飯時に家に帰っていたあの日々。
家族と夕飯を食べながら「はねるのトびら」や「笑いの金メダル」なんかを観て爆笑し、22時にもなれば明日への希望を胸に夢の世界へと入っていったあの日々。
あの日々は帰って来ないのか。。。
暖かくなったからって調子乗って夕方に散歩なんかしてたら嫌でも目に入る小学生の少年少女をみて思う。
いつの日からか、昼休みは飯食って寝るだけの時間になってしまったし、帰り道は満員電車が僕を揺らすのか、僕の憂鬱が電車を揺らしているのかなんてキモい事しか頭に浮かばないし、遊ぶのは日が暮れてから。エロ本でもエロビデオでも今となっては単なる性欲処理のための道具で、あの頃のようなロマンはそこにはない。
気付けばチン毛もボーボーに生えてしまったし、親が自分より小さくなった頃から親と同じ空間に長時間いるのが苦痛になってしまった。
大人になるってこういうもんなんでしょうか。。。見えていた景色は段々と色褪せ、刺激よりも安定を求めてしまう自分、リトルウィンプスが心の中にいる気がします。
あの頃一緒に野球やサッカーをした友達。家に行ってポケモン交換やカードゲームやベイブレードをした友達とお菓子を出してくれたその親。
彼らの現在の様子なんて今となっては知る由もなくなってしまいました。僕が知っているのはこのブログにたびたび登場しているつるとんたん君ぐらいです。
YouTubeからおすすめされたこの曲を散歩中に聴いていたところ、なんともやるせない気持ちになってしまいました。
「今まで出会えた全ての人々にもう一度いつか会えたらどんなに素敵なことだろう」
この歌詞が昔のことを思い出してこんなブログまで書くきっかけとなったわけです。
きっとこれから先今まで会った人と再会するのはもっと難しくなるんだろうなあ。。。
更に大人になったらしがらみや責任が増えていって段々保守的にならざるを得ないから刺激みたいな物も少なくなるよね。そりゃ時間過ぎるのが早く感じる訳ですわ。
そういう意味じゃ僕なんてまだまだガキンチョな訳ですが、10代はあっという間に終わり、世間的に「大人」として認識されはじめる歳になってしまいました、残念ながら。
20代も30代もすぐ終わって、「今時の若者はこれだから・・・」なんてぼやく老害になっちまうのもあっという間なんでしょうね。
まず「大人」って何なんだ!?って話になるわけですけど今の所僕は「大人」に対してあまりいいイメージが無いのが本音です。
いつか僕が大人というものになったとき、というか、なれたとき、今まで(大人になるまで)生きていてよかったなと思えるようになっていたいものです。
最後にこの曲でお別れとさせていただきます(ラジオ番組みたい)
僕がロサンゼルスからの帰りの飛行機でなんとなく観ていた「鉄の子」という映画の主題歌で偶然耳にした曲です。映画は個人的にたいして面白くなかったけどこの主題歌が印象的で、なんとなく「大人」と言われるようになることに抵抗を持つ僕にピッタリの歌詞だと勝手に思っているんです、音楽に全く詳しくないのに語っちゃってごめんなさい。
追伸
藤本君に頂いたブログリクエストですが、入念な調査と論述が必要なため、リクエストにお応えできるのが遅くなってしまうことをこの場を借りて謝罪させていただきます。さようなら。