街コンに参加した

こんにちは。昼食にとんかつを食べて幸せ気分のマッチョウィンプスです。

 

タイトルにもあるように、12月3日に学生街コンに参加してきたので今回はそれについて書こうと思います。

 

 

場所:池袋

料金 男6000円  女4000円

 

街コン当日の朝。僕を目覚めさせたのは携帯のアラームではなく心臓の鼓動だった。緊張している。体を起こして時計を見る。午前9時30分。

腹が減っては戦はできぬ。某牛丼チェーンで朝定食をたいらげ、エネルギーをチャージしてから熱めのシャワーを浴びる。髭を入念に剃り、歯を丁寧に磨いた後、柔軟剤を大量に入れて洗濯しアイロンを掛けておいたラルフローレンのシャツに腕を通す。下は細めの黒ズボン。その下には、実家から送られてきたポールスミスのパンティを忍ばせておく。普段は出番のない整髪料を酷使し、慣れぬ手つきでどうにか髪型を完成させると、この日の為に買っておいたコートを身に纏い、顔に化粧水などと言う水素水と同様に効果の期待ができない液体を顔面に吹きかけて家を出た。

 

12時過ぎに池袋の駅前で共に参加する友人、言わば戦友と合流し、会場、いや、戦場へと踏み出した。

5分ほど歩くと戦場に着いた。受付を済ませ、案内された席に着くとプロフィールシートにあれこれ記入することを命じられたので言われるがままにペンを持った。プロフィールシートと言っても、名前や大学名以外は「100万円あったら何をしたいか」、「小学校の頃の将来の夢」、「キュンとくる異性の仕草」と言ったくだらない質問ばかり並べられていた。

小学生の頃にクラスメイトとこんな事を書いた手紙をやり取りしたものだと懐かしさを感じずにはいられなかった。

くだらない質問とはいえ、これを基に会話が進むことが予想できたので比較的真剣に記入した。

 

程なくして女性が席に着き、スタッフの合図で乾杯と共に街コンがスタートした。

1組目の女性2人は僕らのくだらない話にも笑ってくれるいい子達だった。自己紹介、プロフィールシートを基に話を進め、これから恋のお話でもしようかというときに時間終了の合図が出された。取り敢えずLINEを交換し、2組目の女性が待つ席に移動。

 

 

以下、同じような流れで何も面白かった記憶がないので割愛。

 

 

 

5組目の女性2人はとても美人だった。(佐々木希榮倉奈々に似ていたので、希、奈々と呼ぶことにする)

美女2人は、僕が美女2人の先輩に似ていると言って盛り上がってくれたので大変気持ちよかった。例のごとく時間がすぐに流れLINEを交換して次の席へ。

 

 

以下略。

 

 

 

街コンが終わり、二次会を別会場で開くということなので参加することにした。

そこには希と奈々もいた。しかし、会場はクラブの様な雰囲気で、DJのような男が訳の分からん洋楽を結構なボリュームで垂れ流すせいで落ち着いて会話をすることは不可能になった。

 

「諦めたらそこで試合終了ですよ。」

 

どこかのデブがそんな事を言っていたのを思い出したので、意を決して希を口説きに行くことにした。

 

希の周りには、男が6人ぐらい集っていた。

かなり怖気付いてしまったが震え声で希に話しかけると希も僕のことを覚えていてくれた様子で、気さくに会話をすることができた。

しかし、落ち着く間もなく他のハイエナ男共に会話の流れを持って行かれたので半泣きでトイレに逃げた。

用を足してから会場をウロウロしていると、たまに遠くにいる希と奈々が手を振ってくれたので、僕らは勝利の予感に胸を弾ませた。

 

しかしこの2人はさすがに高嶺の花だと思い、僕らは反応の良かった1組目の女性陣を三次会に誘うことにした。

 

金がないからと断られた。

 

「なら奢るよ!」

「いや、それは悪いし。」

「じゃあ今日取り敢えず奢るから後日俺たちに奢ってよ、そしたら何も気負いすることないよ!」

 

歌舞伎町の居酒屋のキャッチやホストも顔負けのキメ(キモ)台詞を放ったが交わされてしまった。

 

そもそも街コンに来ておいて金がないなどと言い訳するのであれば余程僕らと飲みたくなかったのだろう。残念無念。

 

希と奈々は色んな男に誘われていて、例に漏れず僕らも誘ったが今日は帰ると言って断られた。この時18時30分。

 

「終電が19時とかじゃなければ飲み行こうよ!」

「あはは!今日は終電19時かも!」

 

可愛かったので許した。後ろ姿が見えなくなってから泣いた。二次会で手を振ってくれたのは哀れみだったのだろうか。

 

 

一次会の時に1組ごとにLINEグループを作っていたので希と奈々のいるグループで今日はありがとうございましたと送ったら、奈々からお疲れ様でしたと返信が来た。(この時、というかこれから先も希はこのグループに参加していない)

 

しばらくそのグループでのやり取りを交わした所、奈々には学校に気になっている人がいることが発覚した。街コンには友達に誘われて断らずに来たらしい。。。

 

気になる人がいるというのは本当か嘘か謎のままだが、とにかく僕らは何の収穫もないまま街コンを終えた。正直言って会話は結構盛り上がった気がしていたので本当に悔しかった。女性側も4000円も払っているのにガツガツしていなかった。またどこかの街コンに参加してみたい。負けたままでは終わる訳にはいかない。

マッチョウィンプスの戦いはまだまだ続く。。。