死なない奴はバカ

普通の幸せを幸せと思えない皆さん、こんにちは。

 

タイトルに「死なない奴はバカ」と書きましたが、当方自殺志願者でも自殺推奨者でもないことを先に周知しておきます。

 

生きてることが辛いなら

生きてることが辛いなら

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さて、こんな底辺ブログに辿り着いたあなたは、きっと何かをやる前にいちいち意味だとかメリットだとかを考えてしまって、皆が何の疑問も持たずにやっている当たり前のことを当たり前に出来ない人ではないだろうか。

 

例えば、年末年始の挨拶。

たかだか1週間程度の連休に過ぎないのに、「今年もお世話になりました。」だの、「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」だの、無意味で格式ばった挨拶がどうも気持ち悪くて自然に出来ない。

 

中途半端に考える力を持っちゃった人は、生活の中でこういう息苦しい場面に多く直面する。

いっそ、「年末年始ってこういうもんでしょ。」と思考停止で割り切れるバカに生まれてくればよかったのにね。

 

とにかくこの性格は、生きる上で損をすることが多い。

年末年始の挨拶くらいなら「そういう文化嫌いだからやりません。」と言えば済む話。

実際、俺も会社員時代の年末年始はこれで乗り切った。

だが、この性格によってチャレンジ精神だったり行動力だったりが失われていくことは自明である。

「バイク乗ってみたいな。でも金もかかるし危ないし、そもそも車とか電車で快適に移動出来るのにわざわざバイクに乗る意味なくね?」

こうして、やる前からチャレンジを辞めた経験がきっとあなたにもあるだろう。

そんなあなたには、多分大した趣味も無ければ生き甲斐と呼べるような事もないと思う。

だからと言って全てを放り出してニートになったりリスクを負ったりする勇気もないから、何となく周りと同じような生活を演じているのではないだろうか。

 

まあ、今回はそんな架空の哀れな人に向けて俺の持論(極論)を展開していこうと思う。

 

 

LIFE

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 人はいつか死ぬ

まず理解していただきたいのが、「人はいつか死ぬ」ということ。

これ、分かっているようで分かっていない人が多い。

 

 死んだ方がマシだという時間を過ごした経験や、九死に一生を得た経験が無いとなかなかこの極論に辿り着けない。

 

そんな経験がない人には、エヴァンゲリオンの鑑賞をおすすめする。

単なるフィクションとして観るんじゃなくて、ちゃんと感情移入とか、自分がこいつの境遇だったら・・・とか考えながら観てほしい。国語が苦手だった人にはちょっと厳しいかもね。

 

いつか死ぬということが身をもって理解できて、常に大前提として生きていると、先述したウジウジ考える性格が多少改善される。

「死ぬ前にやってみっか。」くらいのノリで、何かを始めることが億劫じゃなくなる。

 

「やりたいことが無い。」なんて言ってた自分ともオサラバできる。

死ぬ前にオーロラ見たいし、チャンピオンズリーグの決勝も観戦したいし、気になってた風俗店も行っときたいし。

 

よく意識他界系がやってる「死ぬまでにやりたい事リスト100」みたいなのも、いつか死ぬことを理解していなければナンセンスだ。

やりたい事なんて、死ぬまでにやっときたい事を考えれば案外簡単に見つかるもんだ。

その中で時間と金と体力が許す範囲のことをやればいいだけ。

あの映画観たいとか、パスタ食いたいとか、そんなんでもOK

 

凡人のくせに、孫正義みたいにITで革命を起こしたいだとか、人々が豊かになる何かを作りたいだとか、やりたい事を生業にしたいだとか考えるのは無理がある。

だから俺は就職活動に注力出来なかった。

 

まとめると、いつか死ぬことを理解できると「考える前にやってみる。」ことが可能になるというお話。

 

 

「意味ない」という結論に逃げない

人生で、世の中で、意味のあることなど存在しない。

万物に意味はないのだ。

 この極論に辿り着くまでは大変だった。

考え、悩み抜いた末に辿り着いた「意味ない」という結論が大事であって、ハナから全てを「意味ない」と思考停止で決めつけることはお勧めしない。

 

なぜ全てに意味がないのか。

いたって簡単、先ほど述べたように人はいつか死ぬからだ。

 

 ビルゲイツだってメッシだって新宿のホームレスだって結果は同じ。死が訪れるだけ。

死んだら生前どんなに社会に貢献しようが幸せだろうが負け犬だろうが、それをあの世に持って行けない限りは全てを失う訳だから「意味ない」のだ。

 

よって、ただでさえ何の影響力も才能もない我々が生きようが死のうが、どんな生き方をして何で悩んでいようが、どうせ死ぬことを前提に考えれば大した意味はない。

生きていることに意味はない、生きる価値などない、という点では人間皆平等。

 

だから、何かをやる前にウジウジ考えても、全て「どうせいつか死ぬから意味ない」に行き着いてしまう。

所詮、現在「死なない」という選択をしている時点で、愚かな選択をしているバカ者なのだ。

 

じゃあ、あとはその選択をどう正解にしていくか。

つまり、生きていて良かったと思える瞬間を迎えるためにどんな行動をしていくのか。

自分の選択が、「いつか死ぬ」ことと「意味なんてない」ことを踏まえた上でのものなのか、今一度考えてみてほしい。

所詮、我々凡人の悩みや欲望など金と健康な体さえあれば解決出来るようなものなのだから。

全てに絶望して諦めたり、思考停止に切り替えたりするにはまだ早すぎるのではないだろうか。

 

 

深夜高速

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