俺 is over

お久しぶりです。まだ死んでません。

 

このところブログを書いていなかった。

その原因は多忙でも忘れていたのでもなく僕自身が丸くなってしまったことだ。

僕が何を思った所で、くだらなかったあの頃に戻れる訳ではない。

僕も、友人も、皆変わっていくのだ。

友人との付き合いや、楽しい事より優先すべき事がきっと増えていくだろう。

青春が終わり、人生が始まるとでも言おうか。

僕はいつの間にか「嫌われない立ち振る舞い」をするようになっていた。

女のつまらない話も聞いていられるようになったし、スカートみたいなズボン履いてオシャレ面してる男がいてもそれを馬鹿にすることをしなくなった。

女に政治をさせるなとか、明るいだけの馬鹿は酒を飲むなとか、これまでは声を大にして言っていた事を内に秘め、自分で消化できるようになってしまった。

結局、世の中の大半の人間は本来僕が苦手とするような奴らなのだ。

そこに馴染む事はしないまでも、奴らを敵に回さない方が得策であることは明白だ。

どうせ胸の内を披露する機会すら無くなっていくのだから。

以前このブログに年を重ねるごとにつまらない奴が増えると書いたが、今になって考えるとそれは当然のことなのかもしれない。

つまらないと思っていたあいつらは、実は僕より大人で、僕が精神的に幼かっただけだとも考えられる。

そして僕も、同じようにつまらない人間に成り下がるのだろう。

残念でならない。が、大人の階段を上るというのはそういう事だ。

思うに、自己満足の為に生きるには人生は長すぎる。

このまま拗らせた頑固ジジイになってしまうぐらいなら、良いパパでも演じながら幸せな家庭とやらを築いてみたいものだ。

いっそ沖縄にでも家を構え、庭で大型犬を飼い、土日には親父特製カレーを作り、娘の幼稚園の低レベルなお遊戯会で涙を流したりするのも悪くないかもしれない。

結局僕は普通で平凡で無個性なのだ。

そろそろそれを受け入れる時期だ。

尖っていた(と自分で言うのは小っ恥ずかしいが)自分と決別する時が近いようだ。

寂しい。実に寂しい。

けれども苦しかった大学生活よりはいくらかマシであると願う他ない。

 

 

 

どのAV女優が抜けるとか、誰々のブラジャーが透けてるとか、そんな話でヘラヘラ笑い合っているだけで良かったのになあ…。

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止まれないこの世界で胸を張って生きるしかない

 

 

さようなら。

Pleasure'98 ~人生の快楽~

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