心のコンドーム、外してみませんか?

こんばんは。

自宅の給湯器が壊れてお湯が出なくなってしまったため、ここ数日は水でシャワーを浴びるか、友人の家にお世話になるかという生活を続けているマッチョウィンプスです。

さすがに心に限界が来たので、タイムズカーシェアサービスを利用して、普段なら行くことのないスーパー銭湯まで来てみたところです。

たった今風呂から上がって閉館時間、そして車を返すまで時間があるのでこのブログを書いています。

 

ちなみに、家で水しか浴びられない可哀想なマッチョ君に温かいお風呂を貸してあげたいって人がいたら連絡ください。ヤリマンのようにどこへでも飛んで行きます。

※男女問いません。

※タトゥーは入っていません。

 

 

 

本題に入ろう。

昨今、僕には男らしさというものがどんどん失われている。

大学に入ってから家に引き篭もりがちになり、適当なオカズでシコって時々遊びに来る友人と誰かの悪口を言って夜を明かすような暮らしをしているのだから、性根が腐ってしまうのも頷ける。

こんな自分は大嫌いだけど、同時に大好きでもあるので自分が傷ついたり、何かに挑戦して万が一自信を失ってしまったりするような事はなかなか出来ないものである。

しかし将来の事を考えるとこれは非常にまずい事態である。

何故なら、恐らく僕は自分だけの為に働くことなどできないからだ。

学校や部活と違って、辞めた瞬間から無関係の他人になれるのなら、苦しいと感じるとすぐに逃げ出してしまうだろう。

それを避けるためにもやはり結婚はしたいと考える。

しかし先程も述べたように今の僕には男らしさというものが欠落しているので、女性に魅力を感じさせるのは困難だろう。

巷ではよく「モテる男は自信を持っている」と言われるが、これは正しいと思う。

別に不特定多数からモテたい訳ではないが、いざという時「自信」というものはとても大切ではないだろうか。

実際、何かが上手くいった時は確かに自信があったように思えるし、周りのモテる奴、彼女がいる奴、はたまたヤリチンには、自分に自信があって男らしい人間が多い。

それでいてナルシストという訳ではないのだ。

ナルシストとの違いを言葉で表現するのは難しいが、自分のこれまでの取り組みに相応の誇りを持っている、まあそんな感じ。

ナルシストは自己評価が異常に高いので鼻に付くけど、彼らはそうではない。

では彼らと僕の違いは何だろうか?

僕自身、特別コンプレックスに感じていることはない。

同時に誇りに思えるようなことも無いのである。

何か目標に向かって努力し、それを達成した、もしくは達成できなくても努力を続けられたという経験がほとんどない。

記憶にあるのは小学生の頃にリフティングを200回できるようになるために練習し達成した事ぐらいだ。

それも、達成した瞬間に満足してさらに高みを目指すことは無かった。

中学、高校と進むにつれて嫌いな人間が増え、嫌いな奴より優れていたいというねじくれた理由でしか自分を奮い立たせることができなくなった。

これでは嫌いな奴を見下すことは出来ても、自分自身の成長には何も繋がっていないのだ。

 

とにかく自分で起こした行動によって状況を変えたという体験をしなければ彼らには追いつけない。

とは言え何をすべきか特に思い当たらないので、自信を付けるという意味でもとりあえずリアルマッチョを目指してみることにした。

ゴリゴリ筋トレしても続かないと思うので、食事の量を増やして家で出来る腹筋や腕立て伏せをシコシコ続けてみようと思う。

まあ緩く続けて行けたらいいよね、何もしないよりは。

 

(ここで銭湯の閉館時間&帰宅後の流れるような寝落ちのため一時中断)

 

賢者タイムが訪れるたびに開催している人生の反省会で分かった事がいくつかある。

その内の一つが自分の性格である。

僕は失敗をひどく恐れる一方で調子に乗ってしまいやすい性格をしていると考える。

そのためプレッシャーのかかる場面ではネガティブなイメージばかり浮かんでしまい、物事が上手くいった試しが少ない。

それなのにプレッシャーの無い場面で何かが上手くいったら、調子に乗ってそれが出来ると思い込んでしまう。

そのためプレッシャーがかかると出来ると思っていた事も出来ないという無限ループを発生させる事が頻繁にある。

この性格がスポーツ、人間関係、勉学、SEXにいたるまで人生の様々な場面に影響を及ぼしている事は言うまでもない。

今回のテーマに合わせて人間関係の観点から考えてみる。

人間関係を築く上でまとわり付くネガティブなイメージと言えば嫌われる事だろう。

友人関係で言えば自分が相手の事を好きか嫌いかしか考えないし、女の様に些細な小競り合いをいつまでも引きずったりしないので、嫌われる事が頭を過る事はほとんど無い。

厄介なのは恋愛対象者や性的対象者が相手の場合。正確に言えば友人関係からそう言った関係にステップアップする過程。

 

(おい、ちょっと待て。性格がSEXにまで影響するって何だよ!?お前ほとんど童貞みたいなもんだろ)

という声があがる事が予想される。

丁度いい場面なので少し恥ずかしいけど簡単に説明しよう。

実は僕が男らしさを失った最大の原因はSEXだとも考えられるのだ。

大学1年の時、彼女ができて人生で初めてのSEXをした。

しかし好奇心に任せてある体位に挑戦した所、それに失敗し絶頂を迎えられずに終わった。

ちょっとしたトラウマになってしまい愚息が使い物にならなくなったが、慣れれば治ると高を括っていた。

彼女は別の男と肉体関係を持ち、そのまま僕の元から離れて行った。

彼女と肉体関係を持ったその男は僕の知り合いであり、彼は僕に「マッチョ君はHが下手だったって○○ちゃんが言ってたよ」と教えてくれた。

(女なんてSEXのとき寝て喘いでるだけなのに随分と偉そうな事言いやがるなあ)

とも思ったが、

SEXで失敗=嫌われる。

SEX=怖い。難しい。でもしたい。

という解の無いネガティブ連立方程式が僕の深層心理を支配した。

SEXへのネガティブなイメージをいち早く払拭するべく、SEXのできるお風呂屋やマッサージ屋に行ってみたが、ネガティブなイメージを引きずる性格も相まってか、少しHな風呂屋かマッサージ屋にしかならなかった。

さっきコンプレックス特に無いって言ったけどSEXがあまり好きじゃないのがコンプレックス。

説明終わり。

 

恋愛関係や肉体関係を結ぶにあたって、SEXという行為は不可避な事である。

僕は無意識のうちにSEXに繋がる展開を避けていたのかもしれない。

勿論そんな展開は滅多にない。

だが全くない訳ではなかった。

ある冬の日にある女性と食事をして終電を逃した時に「ラブホ行ってもいいよ」と言われたが僕はそれを断って無理矢理帰宅した。

僕はSEXをしたいという気持ちに、SEXで失敗して傷付きたくないというエゴに満ちたコンドームを被せてしまったのだ。

コンドームを被せておけば相手も、そして何よりも自分も傷付かずに済む。

しかしコンドーム越しでは1つになることは出来ない。

本当に好きな相手を目の前にした時、コンドームを付けたままでいると想いを相手に届ける事すら出来なくなってしまう。

 

今こそ心のコンドームを外そう。

傷付き、傷付けてしまう事があるかもしれない。

最初は刺激が強くてすぐに元気がなくなってしまうかもしれないけど、慣れれば上手くコントロール出来るようになる日が来る。

愛する相手を目の前にする時のために鍛えておこう。

コンドームの外の世界、一緒に冒険しようぜ!

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれた方ありがとうございます。

さようなら。

 

 

 

ゆるぎないものひとつ/ B'z