親の身勝手で生を授かったのに能力や見た目に差があるのは余りにも理不尽ではないか。産まれたいという意志を持って産まれた人間なんて誰もいないのだから。
僕が今生きているのは、親の"せい"でもあり"おかげ"でもある。
自分の存在を親のせいではなくおかげだと思えるようになるには、生きていることに喜びを感じなければならない。
そのためには、今のようにぬるま湯に浸かるような生活をしていてはならない。
とにかく社会の中で自分の場所を確保しなければならない。
ところが同調圧力に従っているだけなのに自分は誰かに必要とされていると勘違いしちゃう奴が多い。
偽りの自分を演じて、媚び諂って集団の中での評価を得ることで自分の存在価値を上げる賢い生き方が出来てる奴をたくさん見てきたけど、どいつもこいつも気に入らない奴らばかりだった。力を持った人に好かれることで勃起するような奴らと波長が合うわけが無い。
奴らも大変なんだろうけどね。
こんな偉そうな口叩いてる僕も同調圧力に抗えず、あげくやりたい事も特別な才能もなかったから何も考えないで大学なんか通ってるんだけど。
このままじゃ人生まで親のおかげになってしまう。
恵まれていると言ってしまえばそうかもしれないけど、スネ夫みたいでダサいんだよね。
リスクの少ない人生というのにも随分と飽きてきた。
というか、多少なりとも面白くもないことで笑ってみたり、つまらない事や理不尽な事にもやる気のあるフリをしてみたりしたが、それによって得られる対価がリスクの少ない生活なんてあまりにも割に合わない。
そんな事なら内輪でデカイ声で騒いでいるだけなのに面白いとされている奴も、酒を飲まないとハメを外せない奴も、無能なくせにプライドが高い奴も、流行りをオシャレだと思っている奴も、ステータスだけで勝ち組だ負け組だ言ってる奴も、スカしたイケメンも、ブサイクなのにネアカな奴も、ダンマリ決め込んでる奴も、LINEのアイコンでカッコつけてる奴も、ファッションごときで個性を表現してくる没個性な奴も、みんなみんな迫害してやりてえな。
丸くなった所でモテる訳でもないし。
余計な事に気付かないバカ、もしくは気付かないフリをしているザコになった末に得られる安全な生活なんて何が楽しいのだろうか。楽しいフリしてる可哀想な奴もたくさんいるんだろうけど。
臭いものには蓋をする昨今の風潮が気にくわない。それに拍車をかけているのが同調圧力である。
そのせいで、どいつもこいつも馴れ合いのような関係を築いていて気持ち悪い。
場を乱すような事はできないのだ。
だから先程例に出した気持ち悪い奴らに誰も何も言わなくなってしまった。
僕はそんな圧力を跳ね返すために常に戦っていたい。
愛想を振りまくのが上手なだけの嘘つき共が美味しい思いをしているうちは毒を吐き続けてやるまでだ。
嫌われる事を恐れて生きるようなカッコ悪いことはしたくない。
俺は山里亮太のようなカッコいい男になりたい。
♪B’z/ BAD COMMUNICATION
さようなら