などと感じる僕は面倒くさい人間だろう。女だったらメンヘラなどと言われていたかもしれない。しかしこの感じを共感できない奴が僕は大嫌いだ。根っからの陽キャラで常に周りに誰かがいて僕のような人間を置き去りにする奴か、生涯1人として友達のできたことのない奴がそれに当たる。そいつら程面白味に欠ける人種はいないだろう。
そんなことはどうでもいい。所詮僕は友達が出来ないというだけで学校にほとんど行けなくなったことがあるくらい心の弱い人間なのだ。他人の事をとやかく言えた立場ではない。大学のベンチで一人こんな内容ゼロのしょーもないブログを書いている、なんとつまらん人間だろうか僕は。
大学でラグビー部の試合のチケットが売られていた。
以前にも紹介したが僕は高校時代ラグビー部に所属していた。ラグビーには忌まわしい記憶も輝かしい記憶もあるが、いずれにしても僕にとってかけがえのない思い出だ。
自分で頑張ったと言えるのは人生でラグビーくらいではなかろうか。ただの思い出補正で当時はそんな事思っていなかっただろうけど。所謂青春というのはそんなもんだろう。
なんというか、あの頃は毎日何かと戦っていた、そんな感じ。あらゆるキツい事から逃れられなかったからそう感じるのかもしれない。
そんな戦いもあっと言う間に敗れ、終わってしまった。戦いの相手が何なのかは自分で書いていてもよく分からないが、人はいつか敗れるものだ。死ぬまで勝ち続ける奴はいないだろう。ボルトだってそうだった。
そして僕は戦うことをやめてしまった。負けている方が楽だ。戦いをベンチで眺めている方が楽だ。戦わずに済む理由を見つけては、何の気力も起こらない生活をもう3年も続けている。
それが理由なのか、最近、青春部活努力汗キラキラ系ストーリーが苦手だ。俺にもこんな時があったのか…とか、俺はもっとやれたんじゃないか…とか、何必死こいちゃってんだよ(笑)とか、とにかく何の得にもならない感情が次から次へと湧いてくるので出来るだけ目に入らないようにしている。ただの屑だな。ゴミ。
こんな後悔の念ばかり生まれてくるということは所詮僕の頑張りなど中途半端だったのだろう。大体、自分で頑張ったとかいう奴は大したことないんだよな。
まあそんな事もどうでもよくて、大学ラグビーの試合では僕がとうの昔に棄権してしまった戦いを今尚トップレベルで続けている男達同士の戦いが観られる。
だが、試合のチケットは全く売れていなかった。
なんとなく人生の一部を否定された気がした。
僕がラグビーを通じてこんなにも色んな感情を抱いているというのに、それが日本トップレベルになっても500円にもならんのだ。ラグビーから派生した僕の思想など紙くずにもならんのだ。
なんだか悔しくなって、チケットを2枚購入してしまった。
一緒に行くあても特にないし、試合当日暇そうな奴もラグビーなんぞ興味はないだろう。
まあそれでもいいか。僕は日々奮闘していたあの頃の僕と一緒に男達の戦いを目に焼き付けるのだ。
最後の文はカッコつけすぎました。今週の土曜日暇な方、よかったら秩父宮球技場で一緒に試合観戦しましょう。
さようなら。